一般社団法人日本超音波骨軟組織学会  Tha Japanese Society of Bone and Muscul Ultrasound

第22回 「超音波ハンズオンセミナー初級編」 福岡開催

2015年6月14日、福岡市中央区にある天神医療リハビリ専門学校にて第22回超音波ハンズオンセミナー初級編が開催されました。柔整業界の将来を担う学生を含め、福岡県開催としては過去最高の約84名の参加者にお集まりいただきました。

日時
2015年6月14日 9時50分から16:00まで
場所
福岡天神医療リハビリ専門学校 3F(福岡市中央区渡辺通4丁目3-7)

開会の辞・連絡事項 富田孝次 賛助会員(茨城県)

基調講演の部

座長:勝田 淨邦 学会理事、大会長
:演題:
演者 武田スポーツ整形外科クリニック 院長 武田 康志 先生
スポーツによる筋肉や腱の外傷・障害の診断と治療-下肢領域の中から-
基調講演では武田先生よりご講演いただきました。足関節の外側靭帯損傷からはじまり、下肢各部位の症例のエコー画像を用いて損傷原因や症状の評価を説明していただき、画像から損傷度をいかに判断し治療していくかをご講演いただきました。

シンポジウム

座長:大原 康宏
パネリスト:勝田 淨邦、渡辺 正哉、奥村 卓巳
「九州医療専門学校エコー研究会の取り組み-触診とエコー観察-」
南里 陽平 (九州医療専門学校)
「痛みと超音波画像について」
堤 賢一(福岡県)
「痛みの抑制に対するTRPV1チャネルの役割-唐辛子は沈痛に利くのか?-」
渡辺 正哉(愛知県)

パネリスト:写真左から
奥村卓巳 先生、渡辺正哉 先生、勝田 淨邦先生、大原 康宏 先生

学生1名と2名の先生による症例発表をしていただきました。肩関節や膝関節の超音波画像を用いて損傷の経過観察や、超音波のドップラー機能を使って血管新生の過程で出来る修復後も残り続ける異常血管の観察と興味深い発表となり、参加された先生方は真剣に耳を傾けていました。

教育セミナー】初級編-膝関節-

講師:奥村 卓巳
インストラクター:馬場 豊、小幡 龍生、平川 敬史
 
奥村 卓巳 先生(学会認定講師)   ※右写真 実演の様子

教育セミナーでは奥村先生より「膝関節」をテーマに超音波が画像を描出する仕組みや使用するメリット、運用面のルールについて説明がありました。次に、解剖図を用いて膝部の超音波によるアプローチ方法や症例の発表がありました。その後、実際にエコーに触れてもらう体験コーナーでは先生方がインストラクターの指導を受け、超音波の活用方法を学ぼうと熱心に取り組まれている姿が印象的でした。


奥村 卓巳 先生                   馬場 豊 先生
小幡 龍生 先生                   平川 敬史 先生

【Q&Aコーナーの部】

座長:勝田 淨邦
パネリスト:大原 康宏、渡辺 正哉、奥村 卓巳

事前アンケートにあった質問について、パネリストの先生方からスライドや実演を交えて画像の描出や徒手検査について解説いただいたり、先生からの質問にお答えいただきました。


 Q&Aコーナーの様子

【閉会の辞】 富田孝次 賛助会員(茨城県)

今回、教室を会場としてお貸しいただきました福岡天神医療リハビリ専門学校様には、執行部一同、改めて御礼申し上げます。 今後の他地区の活動においても、多くの学校を会場とさせて頂き、会場とさせて頂く学生の方々に、多く超音波画像診断装置を触れる機会をご提供できたらと思っております。

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