一般社団法人日本超音波骨軟組織学会  Tha Japanese Society of Bone and Muscul Ultrasound

第14回 超音波ハンズオンセミナー入門編(長崎開催)

2016年9月25日、小雨の降りしきる中、日本超音波骨軟組織学会認定第14回超音波ハンズオンセミナー初級編が長崎大学医学部講義実習棟で執り行われました。
当日はスタッフ含め46名の参加者があり、入門講習・症例セミナー・実技体験と皆さん非常に熱心にご参加いただきました。

日時
2016年9月25日(日)9時50分から13時00分まで
場所
長崎大学 医学部 講義実習棟1F 第1講義室(長崎県長崎市坂本1-12-4)

【入門講習】

講師:大原康宏先生

大原康宏先生より、超音波画像診断装置を使用するにあたっての基礎的な内容についてお話いただきました。そもそも超音波とは何なのか、から始まり、「プローブの当て方」等の基礎的な内容から「施術での利用例」等の実践的な内容まで幅広くご説明いただきました。
レントゲンでは不可能な動的観察が可能な点、軟部組織も観察可能な点等、超音波画像診断装置を導入するうえでのメリットを、初心者の先生方にも分かりやすい内容で非常に丁寧に講義いただきました。

【症例セミナー】

  
講師:勝田淨邦先生(左)、山田直樹先生(右)

山田直樹先生より、実際の患者さんの超音波画像をご紹介いただき、症例の解説をしていただきました。
「ばね指」等、比較的整骨院の先生方になじみの深い症例をご紹介いただき、参加された皆さんは、一言も聞き漏らすまいと頻繁にメモを取られていました。同じ部位の健側/患側・整復前/整復後の超音波画像を比較することによって、超音波画像診断装置の有用性を強く確認することが出来ました。

【超音波体験】

お昼休憩を挟み、午後からは実機での実技体験でした。
5台の超音波画像診断装置を使用し、5つのブースに分かれてインストラクターの先生の指導のもと、主に手関節の画像観察を行いました。受講される先生方のレベルに合わせて、基礎的・実用的な内容等様々でしたが、どちらのブースも盛り上がっていました。
予定時間をオーバーするほどの盛況で、やはり実際に自分の手で走査を行ってみることで新鮮な発見があるようでした。午前中に降っていた小雨も午後には晴れに変わり、大変充実したセミナーとなりました。

<実技体験の様子>

【質疑応答】

座長:勝田淨邦先生、大原康宏先生

超音波体験の時間が大きく時間を割り込み、質疑の時間があまり持つことが出来ませんでしたが、質問が相次いだこともあり、閉会予定時間を1時間ほど延ばした中で、講師の先生方による解説をして頂きました。

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