一般社団法人日本超音波骨軟組織学会  Tha Japanese Society of Bone and Muscul Ultrasound

第34回 東日本支部学術集会(東京開催)

2017年2月19日(日)、 第34回 東日本支部学術集会が、東京臨海副都心にある タイム24ビル 2F 研修室202で開催されました。2016年度最後の開催となりましたが、総勢121名の参加者にお集まりいただき盛況に開催されました。

日時
2017年2月19日(日)9時50分から16時00分
場所
タイム24ビル 2F 研修室202(東京都江東区青海2-4-32)

【開会・連絡事項】 曽山 良之輔 学会東日本副支部長・大会委員長

曽山 良之輔 学会東日本副支部長・大会委員長

【開会の辞】 竹市 勝 学会副会長・諮問委員

竹市 勝 学会副会長・諮問委員

【基調講演】 座長:竹市 勝 学会副会長・諮問委員

『肘のエコー観察に役立つ関節解剖』
東京有明医療大学 保健医療学部 柔道整復学科
中澤 正孝 先生

東京有明医療大学で教鞭を執られている中澤正孝先生にお越し頂き、「肘のエコー観察に役立つ関節解剖学」と題してご講演頂きました。
中澤先生は東京医科歯科大学で約12年間にわたり解剖の研究をされており、今回はその中で得られた肘の解剖についてご紹介いただきました。
ご講演の中では解剖写真だけではなく動画なども交えて頂くなど、普段お目にかかれない貴重なお話をして頂きました。
特に共同腱の一部がAOLに起始するとの解剖の話しの時には、参加された先生方は食い入るように傾聴している姿が印象的でした。
ご講演の後には、多くの参加者が中澤先生に質問や挨拶に伺うなどされ、また事務局側においても、「今回の中澤先生の話をもう一度聞く事は出来ないか?」、「講演いただいた時の解剖資料などは頂けないか?」などの問い合わせが非常に多くありました。
残念ながら、学会としては今回いただいた要望については対応できませんが、この件について中澤先生にお願いをさせて頂いたところ、解剖学教室の教授にお願いをして頂いた上、次号の会誌(第16巻第2号)に対して寄稿して頂ける事となりました。 会員の皆様ご期待ください。 また、中澤先生におかれましては、この場を借りて改めてお礼申し上げます。

【会員発表】 座長:對馬 雅彦 学会東日本支部長・学会理事

對馬 雅彦 学会東日本支部長・学会理事

「超音波観察が有効であった橈骨頸部不全骨折の1症例」 高橋 達徳(東京都)
高橋先生から小児における橈骨頭~頸部骨折の超音波観察について動画を交えてご講演いただきました。
「坐骨結節 アプローチ方法の考察」 矢島 勇(埼玉県)
矢島先生から超音波画像診断装置を使用し、坐骨結節を描出する上で有用かつ簡便なアプローチ方法についてご講演頂きました。
「動的な超音波観察」 新井 達也(埼玉県)
新井先生から動的な超音波観察において関節周囲にプローブをあて描出すると、関節運動に伴い周囲軟部組織の変化から病態が確認できることについてご講演頂きました。
パネリスト:
中澤 正孝(東京有明医療大学)
※写真右
佐藤 和伸(学会認定講師)
※写真中央
坂本 哲也(学会認定講師)
※写真左

【教育セミナー】  -「 肘関節 」- 講師:坂本 哲也 学会認定講師

◇今回のテーマは「 肘関節 」
午後の「教育セミナー」では、本会の認定講師である坂本哲也先生に講師を務めて頂きました。
今回の観察部位は「肘関節」とされ、いくつかの症例と共に基本的な操作方法の講義をして頂きました。
肘の基本操作法として「前方操作」「外側走査」「内側走査」「後方走査」の説明に加え、それぞれの走査における描出のコツや見落としやすい点なども丁寧に講義していただきました。
後、実習内容ごとにレベルブースを分け、受講者それぞれのレベルにあったブースで、JSBMインストラクターの指導のもと、実際に超音波画像診断装置を使って、課題として出された対象部位の描出を体得していただきました。

インストラクター:
新井 達也(埼玉県)、矢島 勇(埼玉県)、佐藤 和伸(東京都)、石田 岳彦(千葉県)、
荒畑 勝一(東京都)、坂本 明広(東京都)、濵野 譲二(東京都)

【閉会の辞】 對馬 雅彦 学会東日本支部長・学会理事

對馬 雅彦 学会東日本支部長・学会理事

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