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第24回 西日本支部学術集会
2012/05/24 更新
平成24年4月22日、富士通関西システムラボラトリにて、悪天候にも関わらず、第24回 西日本支部学術集会が、総勢133名の参加者を得て開催されました。
【開会の辞】  開会のご挨拶を、中村 辰三 会長より頂きました。
中村辰三会長中村 辰三 会長
【基調講演 Ⅰ 】

                司会:澤田 規 先生
「超音波診断装置の変遷と新しい技術の紹介」
   本多電子株式会社 研究部部長 医工学博士  小林 和人 先生


 超音波診断装置のデジタル化によるめざましい性能の向上や、それに伴う新しい診断法、、医療現場からの視点から救急救命士の超音波判断権の検討、在宅介護の介護士の使用の可能性など超音波診断装置の発展性をお話し下さいました。
特にエラストグラフィーの話には会場中でメモを取られる姿が見受けられ、とても関心の高いお話となりました。

司会:
澤田 規 先生
講演者:
小林 和人 先生
基調講演Ⅰの様子基調講演Ⅰの様子
【基調講演 Ⅱ 】

                司会者:渡辺 正哉 先生
「超音波画像診断装置による筋の定量的解析」
   名古屋大学 医学部保健学科理学療法学専攻 病態理学療法学講座 准教授  河上 敬介 先生


 非侵襲で筋の運動前後の形態をリアルタイムに観察できる為、超音波診断装置への期待は大きいが、反面、骨格筋等の軟部組織はプローブをあてる力により描出される断層像が異なるため、定量的評価の為となるプローブの押しつけ力と筋形状との関係の検証を紹介下さいました。一般には弱い力でおしつける方が定量的な測定が可能を思われているが、反して特に0~400gfの弱い力の範囲での厚さの変化が著しく注意が必要であること、したがって厚さを評価するには、一定の力をしっかり加えて行うか、水中で部位よりプローブを離して測定する事が望ましいとのお話でした。

司会:渡辺 正哉 司会:
渡辺 正哉 先生
講演者:
河上 敬介 先生
【シンポジウム〜スポーツ外傷〜】    座長:山田 直樹 先生
発表:
★「ヒラメ筋筋腱ユニット」  渡辺 正哉 先生

★「internalimpingment のエコー観察」  奥村 卓巳 先生

★「肘関節後方で診られた炎症性所見の一症例
  Greater tubercle(GT)で診られたnotchの一症例
  Long head of biceps brachii muscle(LHB)で診られた滑膜の一症例」  金田 晋 先生

会場からの質問も多数で、大変盛り上がりました。
座長:
山田 直樹 先生
渡辺 正哉 先生
奥村 卓巳 先生
金田 晋 先生

【教育セミナー】  昼食休憩をはさみ、プログラムは教育セミナーの部へと移りました。

  入門編第1章ー「音響工学」ー
         講師:奥村 卓巳 先生

講師:
奥村 卓巳 先生

 プログラムはここで会場を2つに分け、教育セミナー初級編「音響工学」と「上肢2」の
2部同時開催へと移りました。

  初級編第1章ー「音響工学」ー
         講師:曽山 良之輔 先生

講師:
曽山 良之輔 先生
教育セミナー「初級編」の様子 教育セミナー「初級編」の様子

  初級編ー「上肢2」ー
     講師:山田 直樹 先生
        インストラクター:金田 晋 先生、大原 康宏 先生、渡辺 正哉 先生、奥村 卓巳 先生

講師:山田 直樹先生 講師:
山田 直樹 先生
教育セミナー「初級編」の様子 教育セミナー「初級編」の様子
【開会の辞】  澤田 規 理事より閉会のご挨拶があり、第24回西日本支部学術集会は無事終了致しました。
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