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第28回 東日本支部学術集会
2012/10/24 更新
平成24年9月30日東京ビックサイトにて、第28回 東日本支部学術集会が、総勢148名の参加者を得て開催されました。
【開会の辞】 「本日は基調講演・特別講演・臨時総会・セミナー・パネルディスカッションと盛りだくさんの内容でありますので充実した時間をお過ごし頂けるかと思います。会員の皆様には、各ご発表の後のディスカッションに参加していただき活発なご討議をできればなと思います。それでは一日よろしくお願いいたします。」というご挨拶を当学会の副会長・理事の川上泰雄先生よりいただきました。
kawakami川上泰雄
副会長・西日本支部支部長
【基調講演】

                司会:工藤 重孝 先生
「見える、わかる。だからできる!運動器エコーの最前線」
                  臨床検査技師 松崎 正史 先生


 中級セミナー音響工学の講師をされている松崎先生に講演を行っていただきました。運動疾患の画像診断は 単純X線、CT、MRIによって今まで行われてきましたが、 近年ではリアルタイムに病態を見る事ができ、さらに血流の評価も可能なエコー診断の有用性についてのお話をされました。 その時代と共に進化してきた将来性や展望を、 すでに導入されている先生方も興味深く聞いてらっしゃる姿が印象的でした。

司会:
工藤 重孝 先生
講演者:
松崎 正史 先生
【特別講演】

                司会者:柳田 雅彦 先生
「足関節の靭帯を中心とした機能解剖」
   東京有明医療大学 保健医療学部 柔道整復学科  中澤 正孝 先生


 日常診療で比較的頻度の高い足関節の靭帯損傷。講演では解剖写真を多く用意していただき、各靭帯の機能と役割、また骨格筋の繊維が骨のどこと どこを結んでいるのかをわかりやすく示す事で、靭帯を損傷した際に生じる機能不全についても細かく解説していただきました。 解剖をより理解する事で、参加された方々は、今まで分からなかった症例についてもエコーで診断する事が出来ると実感したのではないでしょうか。

司会:
柳田 雅彦 先生
講演者:
中澤 正孝 先生
【セミナー講演1】

「音響工学の基礎とエコーの上手な使い方」
   講師: 曽山 良之輔 先生

 お昼休みを挟み、午後からの講演がスタートいたしました。 講師は新潟県の曽山 良之輔先生による「音響工学の基礎とエコーの上手な使い方」ということで、超音波診断装置で診療を行ううえで知っておくべき知識の講演を行っていただきました。 

講師:
曽山 良之輔 先生
【セミナー講演2】

「“運動器のエコー操作”足関節の基本走査法」
   講師: 坂本 哲也 先生

 「“運動器のエコー操作”足関節の基本走査法」という演目で講演を行っていただきました。 外側走査・内側走査・前方走査・後方走査のアプローチ。症例・解剖を交えながら、動画で分かりやすく解説していただきました。

講師:
坂本 哲也 先生
【パネルディスカッション】

                司会者:新井 達也 先生
「足部外傷の超音波画像例」
   パネリスト  佐藤 和伸 先生 坂本 哲也 先生 柳田 雅彦 先生


  症例報告
    矢島  勇 先生「足関節周辺の損傷」
    工藤 重孝 先生「CFL損傷について」
    佐藤 和伸 先生「骨折における経過観察「Bモード法及び可視画像を用いて」

パネリストの先生方
報告者:
矢島 勇 先生
報告者:
工藤 重孝 先生
報告者:
佐藤 和伸 先生
 足関節周辺の症例。日常診療の中で最も遭遇しやすい症例を中心に発表をされた為、パネリストだけではなく、会場内からも多くの質問を受ける事となりました。 また、発表者からの質問を会場内に問いかける場面もあり、非常に盛り上がったディスカッションとなりました。
【開会の辞】  竹市 勝 諮問委員・理事より閉会のご挨拶があり、第28回東日本学術集会は無事終了致しました。
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