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第7回 フォローアップセミナー<東京開催>
2013/9/1 更新

 「運動器系超音波技師」の認定資格を持つ参加者が集うフォローアップセミナーが東京で開催されました。今回の参加者は34名(講師・スタッフ含む)。過去最多の参加者が集い約6時間の長丁場となりましたが、より実践的に、翌日からの活動の糧になる充実した内容となりました。

 ※フォローアップセミナーは、既に学会認定資格をお持ちの皆様と、本学会の教育セミナー中級編で中心的な役割を務められている講師の方々との情報交換と交流を深め、皆様の継続的なスキルアップの一助とするために企画されたものです。

【特別講演】
  1.       講師:石黒 稔道先生

 今回の特別講習は本多電子(株)の石黒先生をお招きし音響工学や超音波機器についてのご説明をしていただきました。参加された先生方はすでに「運動器系超音波技師」の資格をお持ちになり知識・経験ともに経験豊かな先生方。しかし、メーカーからの直接指導を受ける機会はさほどなく、最適な設定や操作法など、メーカーの方にしか分からない点などのご説明を頂き、これまでと違った講習会となりました。
特別講演の様子

【講師実習】
  1.       講師:山田 直樹先生、坂本 哲也先生、小林 久文先生

 この時間帯では各ブース(3か所)に分かれ、昨年から中級編のカリキュラムに導入された実技チェックが行われ、JSBM認定の資格保持者が、共通した認識でプローブワークを行う事を目的とした内容となりました。やはり参加された先生方は資格保持者でありレベルの高さがうかがえました。実技チェック終了後、小林先生から課題部位についてプローブワークのデモンストレーションを行っていただきました。


実技チェックの様子
【講師講演】
  1.       講師:小林 久文先生

 

 デモンストレーションに続き、小林先生には演台に就いて頂き症例報告や検査機器の特徴・有用性についてご教授頂きました。講演の中では超音波を使用し、各部位の抽出方法やプローブワーク等の実演もあり非常に分かりやすく、すぐにでも使えるテクニック等、非常に貴重なご講演をしていただきました。


講演後の検討・質疑応答の様子

【閉会】  来年は、新資格設立の予定もあり、今以上に切磋琢磨頂ける場となり、日本超音波骨軟組織学会の発展に寄与する方向性を見い出していただけたらと思っております。日頃の診療の中で自分一人で悩んでいることも、セミナー参加者との情報交換によって、解決の途が開かれることも多いと思います。是非、このフォローアップセミナーを、明日からの診療に役立つ1日として、有効利用していただけたら幸いです。

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