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第13回 超音波ハンズオンセミナー
2013/12/14 更新

 今年も残り1ヵ月となり初雪の知らせが届くこの時期に石川県金沢市にて超音波ハンズオンセミナー初級編を開催いたしました。年々、参加者が増えている北陸地区。開催当日は朝から小雨が降り足元が悪い中、前年対比110%増の約70名の先生方にお集まりいただく事が出来ました。会員外の方も多く活気と熱気に満ち溢れた模様をお伝え致します。

【シンポジウム 肩関節の観察】   座長:曽山良之輔   パネリスト:新井達也、矢島勇、坂本哲也
発表:

  1. ★「変形性膝関節における内側半月板radial displacementについて」 山下 泰明
    ★「腱板の形態解剖学、および大結節Facetにおける再検討」      徳田 仁志
    ★「野球肘内側障害に対し超音波観察をした症例」            磯谷 充律
    ★「腱板損傷の痛みについて」                        大野 重浩
    ★「肋骨骨折の一症例」                            川村 大貴
    ★「上腕骨近位端骨折とエコー観察」                    斉田 耕進


  1.  上記6題の症例発表があり、MRI・CT・解剖図・エコー画像を比較し初心者にも分かりやすい発表だったかと思われます。興味深い症例が続き発表後の質疑応答では多くの質問が投げかけられ、また、発表者から会場へ、パネリストから発表者へと質問が飛び交い会場全体でディスカッションが繰り広げられました。休憩時間中にも発表者のもとに直接指導を受けている姿も見受ける事ができました。


山下 泰明 先生
徳田 仁志 先生
磯谷 充律 先生
大野 重浩 先生
川村 大貴 先生
斉田 耕進 先生

【教育セミナー】

初級編―「肩関節」   
   講師:新井達也  インストラクター:山下純二、徳田仁志、磯谷充律、大野重浩、矢島 勇
 実技講習に先立ち、新井先生より超音波観察装置を使用する上での注意事項や基礎知識からスタートし、肩関節周囲の描出方法・走査方法等のご説明、実際に来院された症例の発表までして頂きました。その後、参加された先生方には各ブースに分かれインストラクターの先生方より直接指導を受けて頂きました。実技講習では観察姿位やランドマーク、ルーティーンワーク等、より臨床現場に近い形での講習になったかと思います。

【Q&Aコーナー】

   座長:矢島 勇  パネリスト:新井達也、曽山良之輔、坂本哲也、山下純二
                    徳田仁志、磯谷充律、 大野重浩

 

 パネリストの先生方には超音波に関するあらゆる質問に答えて頂く時間を設けご対応して頂きました。一日を通して非常に多くの意見が飛び交い情報交換の場として有意義に時間を過ごすことが出来き実りの多い開催になったかと思います。

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