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第9回 超音波ハンズオンセミナー
2013/08/24 更新

 平成25年6月23日、朝から強い日差しを受け少し暑く感じました。そんな中、福岡県博多市の天神ビルにて約70名の参加者にお集まりいただきました。

【基調講演】    座長 勝田 淨邦 


『エコー画像からわかること(下肢軟部組織損傷)』
       名古屋市立大学医学研究科機能組織学分野
       九州医療専門学校 講師
                         渡辺 正哉

 基調講演では渡辺先生よりご講演をいただきました。今回は沢山の学生さんも参加されており、Bモード、ドップラーモードから音響工学に至るまで基礎的な事も交えながらご講演をいただきました。本題ではBモードから形態の異常を見つける事は可能であり、骨折、靭帯損傷を知ることが出来る。さらにドップラーモードを使用する事で血流情報を得る事ができ疼痛部位の特定に有用である事。しかしながら、有痛性筋痙攣では形態的異常、血流情報の異常は見つける事が困難である事。これまでにエコー観察において沈黙していた有痛性筋痙攣の検地を試み、それぞれのエコー画像を供覧し検知方法についてご提案頂きました。

 講演の様子

【シンポジウム】       座長 大原 康宏
   パネリスト 山田 直樹、渡辺 正哉、勝田 淨邦
発表:

  1. ★『膝の障害、足関節の外傷』 平川 敬史
  2. ★『肩の腱板損傷』      小畑 龍生
★『エコーを使った野球肘検診の現状』 寺原 雅典
上記3名の先生方より症例発表をしていただきました。膝・足関節・肩・肘とバラエティに富んだ興味深い発表となり参加者からも多くの質問が飛び交いました。
座長:
坂本 哲也 先生
平川 敬史 先生
小畑 龍生 先生
寺原 雅典 先生


【教育セミナー】 初級編 「足関節」    
      講師:勝田 淨邦
インストラクター:寺原 雅典、馬場 豊、川崎 和幸、中嶋 晋

 教育セミナーでは勝田先生より「足関節」をメインテーマに「超音波観察装置の特徴とルール」「解剖」「抽出ポイント」「実技」「症例」の順でセミナーが進行していきました。
 抽出ポイントの説明では勝田先生よりデモンストレーションがあり、各ブースではインストラクターの先生方より直接指導と充実した時間が設けられました。

教育セミナー「初級編」の様子 教育セミナー「初級編」の様子
【Q&Aコーナー】    座長:山田直樹
 パネリスト:大原 康宏、渡辺 正哉、勝田 淨邦      

 このコーナーでは事前アンケートからの質問や、会場内からの質問に、パネリストの先生方に答えて頂きました。また、パネリストから会場に議題を投げかけ、参加者全体でのディスカッションとなりました。

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