一般社団法人日本超音波骨軟組織学会  Tha Japanese Society of Bone and Muscul Ultrasound

第13回フォローアップセミナー東京開催

本年度は東京開催の他、大阪での西日本開催を予定しております。
今期も2か所で各々6時間に及ぶ開催ですが、7月10日に開催されました。
東京開催では今回も盛況に終えることが出来ました。総勢31名にお集まりいただき、より実践的かつ翌日からの活動の糧になる充実した内容となりました。

日時
2016年7月10日 10時00分から16時まで
場所
タイム24ビル2階 研修室204(東京都江東区青海2-4-32)

大会長:矢島勇先生

講師:山田直樹先生、矢島勇先生、小林久文先生、徳田仁志先生

【開会挨拶】

對馬雅彦先生(学会東日本支部長)

【講師実習】

講師:徳田仁志先生、小林久文先生、矢島勇先生
実技チェック 、講師デモンストレーション、実技-上肢-復習、実習、再現

はじめに講師のデモンストレーションとして、昨年度でもフォローアップセミナーの講師を務めて頂いた かなざわみなみ接骨院の徳田仁志先生(石川県)を講師として、上肢のデモンストレーションからのスタートとなりました。メインとする観察部位としては、受講者からの希望が多かった『肩関節』の描出方法から説明されました。
会場からも多くの質問等が有りましたが、質問毎に分かりやすく丁寧に説明して頂きました。時間の都合により受講者の実技チェックは行わず、肩関節に続き希望の多かった『肘関節』の観察方法を時間一杯まで説明して頂きました。

【超音波の動態評価について】

講師:小林久文先生

野整形外科クリニックに勤務されております理学療法士の小林久文先生より、「超音波の動態評価について」を演題として講義して頂きました。 最近の傾向として、コ・メディカルの先生によるエラストグラフィーを用いた研究発表が増えているとのお話から始まりました。今回は画像診断比較ではなく、リハビリした時の効果検証方法として超音波による筋肉、筋力、筋厚、筋断面積等の変化を測定し、有意差を検証する貴重な研究のお話を拝聴する事が出来ました。

【講師実習】

講師:小林久文先生、徳田仁志先生、山田直樹先生、矢島勇先生
実技チェック、講師デモンストレーション、実技-下肢-復習、実習、再現

午前中に続き長野整形外科クリニックに勤務されております理学療法士の小林久文先生より、下肢の筋の観察方法をデモンストレーションして頂きました。デモンストレーション後、受講者の方々には各ブースに分かれ説明いただきました部位の描出を行いました。

※実技実習の様子

【症例検討~ディスカッションと検証】

座長:矢島勇先生

講師:
山田直樹先生(写真左)、
小林久文先生(写真中央)、
徳田仁志先生(写真右)

このコーナーでは、事前に事務局宛に頂いた受講者からの質問に対し、講師の先生方が詳しく解説されました。今回の事前質問は「骨折部の骨膜の判断」についての質問となり、講師の先生方には事前に回答を準備して頂き、その説明がなされました。

他、本日の講習内容や、日頃悩んでいる症例など、参加者から講師の方々に質問があり、会場全体でディスカッションすることができ、非常に有意義な時間となりました。

終了間際、講師の徳田仁志先生よりエコーのガイド下での整復を行った症例報告あり、受講者の方々は興味深く拝聴いたしました。

あとがき

長時間にわたり、今回も特別講習・実習・ディスカッションと内容の濃いセミナーとなりました。 年々、参加者の顔触れも変わってきており、若い先生方の参加も増えてきております。今回参加された方々には、是非、実技試験とする「臨床運動器系超音波技師」を取得して頂ければと思います。 今後も、参加者の更なるレベルアップにつながる有意義な時間をご提供できるよう努めてまいりたいと思いますので、各位には一層のご協力をお願い申し上げます。
尚、西日本のフォローアップセミナーは、7/23(土)大阪市にある『新大阪丸ビル別館』において開催されます。 今回、東京開催でお越しいただいた山田先生、小林先生にも再びご参加いただき、東京開催で実施されなかった外部講師による特別講習も行われます。
7/23(土)フォローアップセミナー大阪のご案内はこちら

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