一般社団法人日本超音波骨軟組織学会  Tha Japanese Society of Bone and Muscul Ultrasound

がんばろう東北

日本超音波骨軟組織学会では、2011年3月11日(金)に発生した東日本大震災に於ける
復興支援の一環として、東北地区の開催に対し、特に被害の大きかった地区の開催に取り組んでおります。


開催報告

2018年12月9日(日)
盛岡開催(第46回 超音波ハンズオンセミナー初級編)
2017年9月10日(日)
仙台開催(第38回 超音波ハンズオンセミナー初級編)
2016年9月11日(日)
盛岡開催(第31回 超音波ハンズオンセミナー初級編)
2015年11月15日(日)
仙台開催(第25回 超音波ハンズオンセミナー初級編)
2014年8月24日(日)
福島開催(第18回 超音波ハンズオンセミナー初級編)

2016年 盛岡開催


日本超音波骨軟組織学会では『がんばろう東北』をスローガンに、2011年3月11日(金)に発生した東日本大震災に於ける復興支援の一環として、特に被害の大きかった地区の開催に取り組んでおります。 今回は、JSBM開催としては初めての開催となる岩手県での開催となりました。

今回の開催地となった岩手県では、開催日の約2週間前にあたる2016年8月30日から31日にかけて日本列島に接近・上陸した台風10号に於いて甚大な被害を出しました。
このたびの台風10号による岩手県・北海道をはじめとする各地の豪雨災害により亡くなられた方々に衷心よりお悔み申し上げますとともに、被害を受けられた皆様には謹んでお見舞い申し上げます。
被災された方々と被災地域の一日も早い復旧を心よりお祈り申し上げます。

2016年9月11日(日)、第31回 超音波ハンズオンセミナー初級編を盛岡市にある、マリオス盛岡地域交流センター 18F 181会議室で開催いたしました。当日は、総勢33名の参加者にお集りいただきました。

日時
2016年9月11日(日)9時50分から16時00分まで
場所
マリオス盛岡地域交流センター 18F 181会議室(盛岡市盛岡駅西通二丁目9番1号)
開催名称
第31回 超音波ハンズオンセミナー初級編

【開会の辞・連絡事項】

富田 孝次  賛助会員(茨城県)

【会員特別講演】

座長:新井 達也 理事・大会長(埼玉県)

 演題:『運動器エコーって、なに?』
演者:坂本 哲也 学会認定講師(埼玉県)

今回、『会員特別講演』として講義頂く坂本哲也先生は、本会の元理事であり、現在は本会の認定講師として様々な地区に於いて講義をして頂いております。
今回の演題は「運動器エコーって、なに?」とされ、超音波の初心者からベテランの方まで幅広い方々に対し、〝運動器エコー〟について分かり易くお話をして頂きました。
講義の途中ではエコーに触ったことが無いとされる方に対し、ブラックボックスの中に何が入っているか?などを体験していただくなど、参加された方々は興味深く熱心に傾聴されていました。

※ブラックボックスの中身を当てている際の写真。(正解はミックスゼリーでした)

【シンポジウムの部】

座長:對馬 雅彦 学会理事・学会東日本支部長(茨城県)

腱炎・靭帯炎に伴う滑液包炎の症例
矢島 勇(埼玉県)
中高年者にみる症例の報告
曽山 良之輔(新潟県)
左足関節に発生した典型的内反捻挫  -動画から得られる受傷瞬間情報-
松尾 秀正(秋田県)
エコーで診る肘の症例
新井 達也(埼玉県)

パネリスト:
曽山 良之輔 学会東日本副支部長(新潟県)、新井 達也  学会理事(埼玉県)
矢島 勇 学会理事(埼玉県)、坂本 哲也 学会認定講師 (埼玉県)

【教育セミナーの部】

講師 對馬  雅彦(茨城県)  初級編 観察部位 「肘関節」
インストラクター 
曽山 良之輔(新潟県)、新井 達也(埼玉県)、矢島 勇 (埼玉県)、 
坂本 哲也(埼玉県) 他、基礎・臨床運動器系超音波技師 資格取得者

教育セミナーでは對馬先生より「肘関節」をテーマに講義して頂きました。 その後、ブース①(超音波未導入者)、ブース②(基礎知識を習得済みの方)、ブース③(沢山の症例を抽出されている方)に分かれ、各インストラクターの指導のもとエコーに触れてもらい、実際に課題部位を抽出して頂きました。

※実技時の様子

【Q&Aコーナーの部】

座長: 矢島  勇  学会理事(埼玉県)
パネリスト:
對馬 雅彦(茨城県)、曽山 良之輔(新潟県)、新井 達也 (埼玉県)、坂本 哲也 (埼玉県)

Q&Aのコーナーでは、事前アンケートで提出いただいた質問に対し、座長の矢島先生が中心になりデモ実演を交えてご説明して頂きました。 また、いただいた質問の中にあった股関節での問いに対しては、股関節に関しても多くの経験を積まれている、本会の東日本副支部長である曽山先生に解説ならびに実演をして頂きました。

(左)座長:矢島勇 先生  (右)曽山良之輔 先生

※股関節描出の実演の様子

【閉会の辞】

富田   孝次  賛助会員(茨城県)

あとがき

JSBMの前身である運動器超音波研究会では開催実績はありましたが、JSBMとしては初めての岩手県開催という事もあり、また、開催の2週間前には台風20号によって甚大な被害が出てしまっている岩手県での開催に対し、盛況に開催できるか非常に危惧されておりました。
しかし、実際は他の地区と変わらないほど盛況な開催となり、執行部、スタッフ一同、大変にうれしく感じております。閉会後には、講師を務めて頂いた先生のもとへ、参加された方々から直接の質問に行かれる光景も目にするなど、東北地区の今後のエコーに対する活性化が目に見えてくるようでした。
今回は、初めて岩手県での開催とさせて頂きましたが、再びこの地で開催できることを楽しみにしております。 個人的にも、じゃじゃ麺、冷麺は堪能致しましたが、わんこそばを食べ損なっておりますので、是非、再び盛岡開催ができる事を願っております。

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