一般社団法人日本超音波骨軟組織学会  Tha Japanese Society of Bone and Muscul Ultrasound

第34回 超音波ハンズオンセミナー初級編(大阪開催)

2017年1月22日、日本超音波骨軟組織学会認定第34回 超音波ハンズオンセミナー初級編が、富士通関西システムラボラトリ 4階大会議室(大阪府大阪市中央区城見2-2-6)で開催されました。新年を迎え、第1回目の開催となった大阪開催では、総勢91名の参加者にお集まりいただき盛況に開催されました。

日時
2017年1月22日(日)9時50分から16時00分まで
場所
富士通関西システムラボラトリ 4階大会議室(大阪府大阪市中央区城見2-2-6)

【開会の辞・連絡事項】 富田 孝次 賛助会員(茨城県)


【会員特別講演】 座長:澤田 規 学会理事 (京都府)

澤田 規 学会理事 (京都府)

『下腿三頭筋の起始腱と停止腱の解剖とそのエコー観察について』
勝田 浄邦 学会理事 (佐賀県)

最初のプログラムは、本会の理事であり、また開催日の一昨日に還暦を迎えられた勝田浄邦先生による、『下腿三頭筋の起始腱と停止腱の解剖とそのエコー観察について』と題したご講演をして頂きました。
勝田先生は、九州医療専門学校の柔整科で学科長として教鞭を執られていた経歴を持たれ、学科長時代に経験された医学生しか参加できない解剖トレーニングセミナーの経験、知識を、一人でも多くの柔整の方々に伝えていくべく、今回の演題をもとに分かりやすくお話しいただきました。 参加された受講者は熱心に聴講されていました。

【シンポジウム】 座長:澤田 規 学会理事 (京都府)

会員特別講演の後には、関西地区の理事である奥山建志先生と本会会長の山田直樹先生による「シンポジウム」を実施いたしました。

「実際の超音波診断装置の利用方法」 奥山 建志(大阪府)
奥山先生のご講演では、超音波の有用性から実際の活用例などをご紹介いただくなど、動画を交えた活用例には、参加された方々は食いつくように傾聴されていたのが印象的でした。
奥山先生は大学で非常勤講師をされている事もあり、非常に分かりやすくご講演いただきました。
「骨折整復でエコーを上手く利用する技」 山田 直樹(愛知県)
本会の会長である山田先生により、骨折整復でエコーを利用する例を紹介いただきました。
北陸地区のJSBM評議員である徳田仁志先生により紹介いただいたとされる、骨折整復で活用するエコーの固定方法においては、参加者の多くがメモを取られるなど、奥山先生のご講演に続き、受講している方々は熱心に傾聴されていました。

【教育セミナーの部】  初級編 観察部位 -「 膝関節 」-

酒本 哲聖(大阪府)

午後の『教育セミナー』では、本会の認定講師である酒本哲聖先生に講師を努めて頂きました。
まず実技講義の前にエコーを取扱う上での注意事項やルールなど、エコーの未導入の方や導入間もない方に対し、柔整師がエコーを取り扱う上での取決めについてお話をいただきました。
後、症例画像の鑑別をテーマに、豊富な症例の紹介を中心に描出のための知識と技術、読影と考察、判断方法を解説していただきました。
一通りのご説明をいただいた後、実習内容ごとにレベルブースを分け、受講者それぞれのレベルにあったブースで、JSBMインストラクターの指導のもと、実際に超音波画像診断装置を使って、課題として出された対象部位の描出を体得していただきました。

インストラクター:
山田 直樹(愛知県)、勝田 浄邦(佐賀県)、奥山 建志(大阪府)、山根 款(大阪府)、立山 直(大阪府)、
他、基礎運動器系超音波技師 資格取得者

【Q&Aコーナーの部】 座長:山田 直樹 学会理事 (愛知県)

山田 直樹 学会理事 (愛知県)

事前アンケートで頂いた質問、「股関節(グローインペイン症候群)」「腱板損傷」について山田先生が中心となりご説明頂きました。

 

パネリスト:
勝田 浄邦(佐賀県) ※写真左 、奥山 建志(大阪府) ※写真右

【閉会の辞】 富田 孝次 賛助会員 (茨城県)

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